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香りの記憶

  • 5月5日
  • 読了時間: 2分



爽やかな新緑の5月、いかがお過ごしでしょうか。

GWでお休みの方も、お仕事の方もいらっしゃるかと思いますが、疲れが出やすい時期でもありますから、どうか無理なくお過ごしくださいね(•͈⌔•͈⑅)


さて、Lilith therapy salonでは、お香やルームフレグランスで、心落ち着く香りのなかでみなさまのお話を伺っています。

最近のお気に入りはアスティエ・ド・ヴィラッドの『OPERA』。

バリのオペラ座をイメージした香りだそうですが、この香りを嗅ぐと、様々な記憶が甦ります。


開演前から高貴な香りが客席に漂ってくる美輪明宏さんの舞台、『毛皮のマリー』や『双頭の鷲』。

『オペラ座の怪人』の舞台で見た煌びやかなシャンデリアや『ファントム』の小説を読んだ時の記憶。


ちょっぴり背伸びした香水を肌にしのばせてCLUBに出かけた10代の頃の夜。

神楽坂ですれ違った綺麗な芸妓さんの残り香。


最近流行りのクリーンで爽やかに香りとはまた違う…、ほんの少し重めで、毒気がありながら厳かな聖域を感じる香り。


バラバラな記憶だし、そのままこのアスティエの香りではないのですが、たぶん好きな系統の香りなのだと思います。


記憶と香りは密接に紐づいているもの。


街中でふと、"あの頃大好きだったあのひと"の香りが漂っていた気がして、記憶がフラッシュバックする、という経験がある方もいらっしゃるのでは…?


みなさんには、好きな香り、ありますか?

いつかみなさんの好きな香りと、そこに紐づく大切な物語を、お聴かせいただけたら嬉しいです♡



櫻麻 莉子


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